さくらサーバーからConoHa WINGのレンタルサーバー移行までの経過
さくらサーバーで、複数のWordPressを運用しているんですが、最近jetpackのダウンタイムのモニターから何度もお知らせメールが飛んでくるようになっていたので、さくらサーバーに問い合わせして確認した所、なんと、メモリの使いすぎで止められているとのこと、原因が何なのか確認するとWordPressのjetpackではないかとの回答が・・・
元々さくらサーバーが遅い感じもしていて、さらにWordPressのサイトがダウンしている時間が続いていました。
短くて5分程度だったり、長いと数時間ダウンしていることもあったりして、さらに一気に全てのWordPressサイトがダウンしたことも (^^;
このまま放置しておくことはできないということで、さくらのレンタルサーバーから、他のレンタルサーバーへの移転を考えていました。
XServerは、私の周りでほとんどの人が使用しているので、天の邪鬼な私としては、どうせならXServer以外の違うレンタルサーバーにしたかったので、いろいろ調べていると、ある謳い文句が目に入りました!
「圧倒的な速さと安定性を両立」
この謳い文句が気に入ったのと、これが本当であればとの期待をこめて・・・
これが本当なら、サイト運営者としては最高なんですが・・・
サービス開始が、2018年とXServerなどに比べ知名度が低いせいもあってか情報が少ないので、こまってました。
ま、そこそこのスペックなのもあって、金額的にもさくらのレンタルサーバーに比べれば倍近くになるのですが、その分、さくらレンタルサーバーより早くて安定していて当たり前といえば当たり前なんですよね。
ただ、XServerよりは、ConoHa WINGレンタルサーバーであれば、年間で3,000円程度安くなると言うこともあって、今回、さくらレンタルサーバーよりConoHa WINGのレンタルサーバーへWordPressサイトも含めて全てのドメインの移行を行いました。
ConoHa WINGのレンタルサーバーだと、アクセス過多やメモリ消費が増えた場合も、他のレンタルサーバーなどでは、プランの変更などが面倒だったり、メモリ容量やCPUコア数の固定的な確保ができないなどが普通なんですが、
ConoHa WINGのレンタルサーバーだと
金さえ払えば! (笑
メモリ容量やCPUのコア数を確保できるVPSプランもあって、プランの切り替えも自由にできるとういことなので気に入りました。
ディスクもSSDで、さらに私が契約したときは、250GBだったのが、300GBに拡張されたのも嬉しいし、12ヶ月、24ヶ月、36ヶ月と一度に支払う期間によって値引きも有り、12ヶ月と36ヶ月だと付きに100円程度違うので、年間1,200円、36ヶ月だと3,600円も安くなる。
どうせ長く運用するので、36ヶ月にしようかとも思ったんですが、何かで嫌になって他のレンタルサーバーに移行する事ができなくなるので、今回は12ヶ月で契約しました。
1年使って、気に入れば更新時には36ヶ月での契約にしようと思ってます。
ConoHaの場合、オプションで、追加SSD、追加IPアドレス、ロードバランサーなどもあるのも嬉しいです。
といっても、私の場合、そこまでのアクセスがくるほどのサイトを運営することはないと思いますが (^^;
あと、ConoHa WINGを運営しているのが、ドメイン管理しているお名前.comと同じで、GMO INTERNET GROUPが運営していて、関連サービスということになっているので、何かあった時の対応もよいかもしれないとの思いもあったので、
まずは、ConoHa WINGで申し込んで、何かあれば、上位プランに切り替えるということで、さくらレンタルサーバーからConoHa WINGレンタルサーバーへの移行をおこないました。
ConoHa WINGレンタルサーバーへ移行して。
ConoHa WINGレンタルサーバーに移行して、最初に戸惑ったのがデータベースの名称やユーザーがWordPress単位で全て変えないと行けなかったことと、移行直後は使い方に慣れていないのもあって、ConoHa独自のメニューに戸惑いましたが、使っているとだんだんなれてきました。
難しい操作は無いんですが、どこに何があるのかが、私には直感的に解らなかったためかもしれないですが、使って行くうちになれてきたので大した問題ではありませんでした。
WordPresの簡単移行、WordPressサイトコピー
特にWordPressの移行が、簡単に他のサーバーからコピーしてくれるのがありがたかったです。
ま、サイトによっては100%移行できない場合もあったんですが、ConoHa WINGに移行したWordPressサイトを削除して、もう一度移行し直すと上手く行く場合が殆どだったので、移行に失敗した場合は、移行に失敗したり、サイトのレイアウトが崩れたりした場合は、ConoHa WINGに移行したWordPressサイトを削除して、やり直すことをお勧めします。
その他では、WordPress移行時にデータが多すぎるとのエラーも出ましたが、こちらももう一度やり直すと正常に移行が完了しましたので、どんなエラーが出ても諦めないで何度かやり直すのが大事かと思います。
一部のWordPressサイトは、元のレイアウトが良くないせいか、何度か移行をやり直してもレイアウトが崩れたサイトは、レイアウトが崩れたページの修正が必要でしたが、たいした影響もなく全てのサイトが移行できました。
WordPress環境で良かったのは、WAFをONに設定して、WordPressのプラグ・インのSiteGuardを入れて、ログインURLをWordPressの規定のログインURLから変更して使用できるので、攻撃を受ける頻度も減ると思います。
よく攻撃を受けるのが、<ドメイン>/wp-admin/でログインの施行を回避できたり、ログインの失敗回数などで一時的にログインできなくしたりと色々と設定可能なので、是非試して見ることをお勧めします。
FTPでのアップロード
FTPでのアップロードの速度がさくらレンタルサーバーに比べて高速になりました。
さくらレンタルサーバーでFTPのアップロード、ダウンロードの転送速度の遅さが目立っていましたが、ConoHa WINGに移行してからは、アップロード、ダウンロード共に転送速度がさくらレンタルサーバーのようにモタツイタ感じもなく気にならなくなりました。
XSERVERもFTPの転送速度は早かったんですが、それに引けを取らないFTPの転送速度が出ているかと思います。実は、XSERVERも使ってたりします(^^;
これは、実際に速度を測ったりしたわけではないですが、いつも使用しているFTPソフトのFileZillaで表示される転送状態を示すプログラスバーの表示を見ていて感じた私の感覚です。